しじみの基礎知識

しじみで痛風対策

足の親指の付根に激痛が走り、足がパンパンに腫れ上がる病気。それが「風が吹いただけでも痛い」ことから名付けられた痛風痛風です。紀元前からすでにあった病気ですが、この30年で増加率が4倍にものぼっています。以前は酒好きの男性の持病というイメージでしたが、最近は女性にも多くなっているといわれています。

一般的に痛風になると食事制限が大変ですが、しじみは別格。美味しいものを食べ続けたい方には、しじみの痛風対策がおすすめです。その理由を説明していきましょう。

痛風と肝臓

痛風の直接的な原因は、体内に溜まった尿酸です。尿酸の多くは新陳代謝の産物で、通常は尿と一緒に排泄されますが、肝臓が弱まると尿酸は排泄されないまま血液中に残ってしまいます。そして血液に溶けなかった尿酸が関節で結晶化し、激しい痛みや腫れを引き起こすというわけです。

以前はビール、魚卵、白子など、プリン体を多く含む食べ物を摂り過ぎることが痛風の引き金になるといわれていました。ですが最近はそうした食べ物と痛風にはほとんど因果関係がなく、尿酸の約8割はプリン体ではなく新陳代謝でつくられるという説が主流となっています。

つまり、焼酎であってもプリン体ゼロのビールであっても尿酸値の上昇には無関係、むしろアルコールそのものが尿酸をつくってしまうため飲酒そのものをやめる必要があると指摘されています。
また日頃から仕事のストレスが多い人、血縁に痛風を患った人がいる人も、痛風の発症リスクが高まるため注意が必要です。

しじみで肝臓を元気にして痛風を撃退

痛風を治す鍵は、体内に溜まってしまう尿酸をスムーズに排泄できるよう、肝臓の働きを良くすることが先決です。そのためにはアルコールの摂取を控え、暴飲暴食をせず、肝臓機能を向上させる食べ物を積極的に摂取することが大切です。

肝臓の働きを良くする食べ物といえば、やはりアミノ酸が豊富なしじみですね。特に、お酒を飲む方で痛風の症状がある方は、肝臓が悲鳴をあげている状態です。肝機能が低下してアルコールも処理できず、その上に尿酸がたまってしまえば、次第に腎臓やすい臓などほかの臓器もむしばんでしまうことになるでしょう。

このように弱った肝臓に対して、しじみはすぐれたデトックス効果を発揮し、肝機能を強力にバックアップ。しじみに含まれるオルニチンは飲酒による有害物質アセトアルデヒドや、疲労物質であるアンモニアを無害化し、肝臓の負担を軽くします。肝臓はその分、尿酸の排泄に代謝エネルギーを注ぐことができ、血液中に溜まらなくなるというわけです。

そして日頃からストレスや過度の緊張を強いられている方は、どうしても体内の尿酸が増えてしまいます。できるだけリラックスして過ごすよう心がけ、飲酒でストレスを解消するような悪習慣はやめましょう。

軽度の段階や予防対策としてしじみのサプリメントを活用するのもよいでしょう。